さまざまな憶測が飛び交うジョンとシャーロックの関係。
架空の2人だけど、注目度はセレブ並ですね!
ドラマ内では、2人はゲイで付き合っているって思ってるサブキャラもいますし、そんな噂をジョンも耳にしてますよね。
シャーロキアンやドラマファンの間でも、ジョンとシャーロックの関係がいろいろ囁かれていますし、ホントのところはどうなんだろう。
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シャーロックと初めて出会ったときの気持ちをブログに綴ったジョンですが、それを見た周囲が「ジョンはゲイになった?!」とざわついたように、ジョンとシャーロックが付き合っているのではないかという噂が周囲には根強く残っています。
2人の身近にいるハドソン夫人も、ジョンはゲイでシャーロックの恋人とばっかり信じてますしね、ジョンが否定しても(笑)。
ブログでもエピソード内でもジョンは「僕はゲイじゃない」って返してますが、シャーロックはほとんどそれに反応しない。
シャーロックにとって見ればそんなことどうでもいいレベルなんだろうけど、ジョンがシャーロックのことを初め「ゲイかも知れない」って思っていたように、本人が何も言わないと、周囲は想像力をそっちの方に伸ばしてしまいますよね…
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それでは、2人を演じている役者さんたちはどう理解しているのでしょうか。
結論から言うと、2人共ジョンとシャーロックのゲイ説を否定しています。
参考までにジョン役のマーティン・フリーマンと、シャーロック役のベネディクト・カンバーバッチのインタビューを見てみましょう。
マーティンによれば、ジョンはシャーロックのことを特別な友達と考えているようです。
それがわかるインタビュー記事についてはこちら。
⇒ 海外ドラマTVガイド
ジョンは常にシャーロックに振り回されていて、腹の立つこともあるけれど、それでもシャーロックと一緒。
というのも、ジョンは「シャーロックが大好き」だから。
じっとしているのが苦手なジョンにとって、シャーロックは唯一刺激を与えてくれる存在。
そして、推理でも日常生活でもジョンのサポートを必要としてるシャーロック。
そんなシャーロックはジョンにとって魅力的に映るんですね。
まあ、そこまでシャーロックにベタ惚れなジョンですが、マーティンは「お互いがお互いを必要としている友達関係」と表現しています。
ということで、マーティンはジョンとシャーロックのことを恋人同士とは見ていません。
一方のベネディクトも、ジョンとシャーロックは恋愛関係ではなく、「チーム」として見ています。
ジョンとシャーロックは普通では味わえない「脅威」に立ち向かう仕事をしていますよね。
身の危険を伴うリスクと、事件を追うスリル。
ある時は脅威に立ち向かうチームだったり、ある時は意見の食い違いで衝突する「兄弟」(?)
そしてある時は笑いを提供する漫才コンビだったり。
そんな「人間ドラマ」を生む「特別な人間関係」と、ベネディクトは2人を見ているようです。
彼のインタビューについてはこちらの記事を参考にどうぞ。
⇒ Screen Online
マーティンとベネディクトの意見を聞くと納得。
2人はもっと深くジョンとシャーロックの関係を見ているようですね。
そうなると、「ジョンとシャーロックはつきあってる!」って騒ぐ周囲の反応は、単なるお祭り騒ぎに見えてきますね。
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マーク・ゲイティスは、ドラマの製作、脚本、出演(マイクロフト役)にかかわっていますが、ジョンとシャーロックとの関係について独自のアイデアを持っているようです。
ドラマを放送しているアメリカのテレビ局、PBSのTumblr Q&Aに共同クリエイターのスティーヴン・モファットと参加したマークは、ファンから「シャーロックとジョンはなぜ付き合わないの?」という質問を受けました。
その答えとしてマークは、付き合うというアイデアに反対ではないけれど「それは僕たちが語りたい物語ではないんだ」と答えました。
その記事についてはこちら。
⇒ シネマトゥデイ
マークもスティーヴンもシャーロキアンというほどシャーロック・ホームズが大好き。
きっと小説も過去の映画やドラマもみんな観てきたと思います。
だから「2人は付き合っている」という根強い説にも理解を示しているんでしょうね。
でもその上で、彼らにはドラマを通して伝えたい2人の関係が頭の中にあるようです。
マークは「シャーロックも”誰か”に恋することはできる」って言ってますが、それはジョンじゃないと。
え、じゃ、誰?!
ってツッコミ入れてしまいそうなんですが、それはここでは置いといて。
制作側がカップルにしないと言ってるので、少なくともドラマではジョンとシャーロックの恋愛関係は描かれないということになりますね~。
ジョンとシャーロックの関係を「ブロマンス」と見ているファンも多いですね。
ブロマンスというのは、恋人ではないけどそれに近い男同士の関係のことを意味しています。
ウィキペディアの説明:
2人もしくはそれ以上の人数の男性同士の近しい関係のこと。性的な関わりはないものの、ホモソーシャルな親密さの一種とされる。(引用)
「ホモソーシャル」は、性的関係はない同性のつながりなどを意味する言葉ということですが、なるほど、ジョンとシャーロックの関係も、そう言われてみればそうかも。
恋愛感情じゃないけど、お互いを必要としあってるし、エピソードを重ねるごとに、シャーロックがジョンにどんどん心を開いていきますからね。
ただ「ブロマンス」という言葉を知ったばかりからかな、しっくりこない部分もあります。
人それぞれ見方があるってことにしておきましょう~。
ジョンとシャーロックの関係について、色んな人の色んな見方を見てきましたが、2人は本当に注目のコンビですよね!
個人的には固い友情で結ばれた関係と思っていますが、2人の親密度を感じるのは個人差があるので、「2人はゲイ」いや「ブロマンス止まり」っていう推測は消えることはなさそうですね~。
ドラマではジョンが「僕はゲイじゃない」ってきっぱりと否定していますし、製作に関わっているマーク・ゲイティスも、2人を同性愛者としては描くつもりはないようです。
結局、2人の関係は、ドラマを創る人とそれを表現する人たちのイメージによるところが多いのではないでしょうか。
2人の間に「愛」はあるけど、それは恋愛とか友情とか飛び越えて、魂レベルでつながってる。
そんな気がします。
個人的な意見ですけどね。
あ、じゃあ、ソウルメイトかな、2人の関係は。
い~ですね~。