ドラマ「Sherlock(シャーロック)」の記念すべき第1話!
ロンドンで発生している不可解な自殺。
自殺する理由が全く思い当たらない被害者たち。
でも彼らは「カプセル」を口にしている。
事件性も否定できないそんな時、ピンクのコートに身を包んだ女性が被害者に!
出会ったばかりのシャーロックとワトソン、出動だ!!
2人のチーププレーの鮮やかさ、そして彼らを取り巻く個性的なキャラが続々登場!
「次は絶対面白いことが待っている」と、確信できるエピソード決定~♪
シャーロック シーズン1 1話「ピンク色の研究」のあらすじとキャスト、ゲスト出演まとめてみました。
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ロンドンではこの3ヶ月半の間に、3件の自殺が連続して発生していた。
10月21日 ジェフリー・パターソン
11月26日 ジェームズ・フィリモア
1月27日 ベス・デヴォンポート
3人は性別も職業も年齢もバラバラだったが、皆カプセルを飲んで自ら命を絶っていたのだった。
スコットランド・ヤードのレストレード警部とドノヴァン巡査部長は「自殺」について記者会見を開く。
レストレードは自殺としながらも、引き続き捜査をするとコメントする。
その時、その場にいた全員の携帯に「Wrong!(違う)」というメールが一斉に届く。
そして、レストレードの携帯には「you know where to find me(いつでも連絡を)SH(シャーロック・ホームズ)」とのメッセージが。
レストレードはその場を後にする。
アフガニスタン戦争で負傷し、ロンドンに戻ってきたジョン・ワトソンは、虚しい日々を過ごしていた。
左手には麻痺が残り、杖をつかなくては歩けない状態だった。
また、戦争のPTSD(トラウマ)に悩まされ、カウンセリングを受けていた。
カウンセラーからブログを書くようアドバイスされるが、「何も起こらない」と、進まない。
ある日ジョンはマイク・スタンフォードと偶然に再会する。
ジョンとマイクはバーツ(聖バーソロミュー病院)で研修医だったときの友人。
マイクは現在バーツで教鞭をとっていて、ロンドンに滞在すべきかどうか迷ってるジョンに「フラットメイトでも探したら?」と提案。
「自分と同居したいなんて誰が言うか」と言うジョンにマイクは、「同じことを言われたのは今日で2人目だ」と話し、ジョンを驚かせる。
バーツに戻ったマイクとジョン。
マイクはそこにいたシャーロック・ホームズをジョンに紹介する。
ジョンの携帯を借りたシャーロックはすかさず「アフガニスタン、それともイラク?」と、ジョンに質問。
さらに「僕は考え事をしている時ヴァイオリンを弾くし、時々何日も口を利かないことだってあるんだ。そういうことは気になるかい?」と、同居人候補であることを見通した質問をぶつけてジョンを当惑させる。
そんなジョンにお構いなしのシャーロックは、「ベイカー街221Bで」と約束を取り付けてその場を去った。
滞在先のホテルにに戻ったジョンは、シャーロックのことが気になりネットで検索。
シャーロックが運営している「The Science of Deduction(推理の科学)」というサイトを見つける。
待ち合わせどおり、ベイカー街221Bを訪れたジョンはシャーロックと再会。
大家のハドソン夫人が二人を暖かく出迎えた。
ハドソン夫人とシャーロックはある未解決事件をきっかけに知り合った。
未解決事件の犯人がハドソン夫人の夫で、シャーロックの推理によって犯人逮捕につながったのだ(逮捕された夫はその後、死刑判決を受け刑が執行されている)。
シャーロックの貢献に感謝したハドソン夫人は、1等地であるベイカー街221Bを格安でシャーロックに貸していたのだった。
家の中に入ったジョンは、シャーロックの部屋を気に入り、同居を決める。
そこへレストレードが慌ただしくやってきて、「第4の事件」が発生したことを告げる。
被害者はジェニファー・ウィルソンで、遺体はロリストンガーデンにある古い建物で発見された。
今回はメモが残されていたという。
タクシーで現場に向かったシャーロックとジョンは、ドノヴァンやアンダーソン鑑識官の軽蔑の目をよそに、現場検証を始める。
ジェニファーは床にうつ伏せの状態で横たわっており、床には「Rache」という文字が削られていた。
シャーロックは、ジェニファーを
と、すばやく分析する。
ジョンは、ジェニファーの死因は吐瀉物を喉につまらせたことによる窒息死との見解を示した。
ホテルに立ち寄っていなければ、ジェニファーはスーツケースを持っているはず。
しかしスーツケースは事件現場にはなかった。
あるはずのスーツケースが現場にはないと知ったシャーロックは、「ピンクだ!」と叫びながらジョンの存在を忘れ、矢のように飛び出していってしまった。
残されたジョンは、タクシーを拾うため、広い通りに向かって歩き出す。
ジョンが通りを歩いていると、公衆電話が突然鳴り出した。
初めは無視したが、ジョンが通り過ぎる度に近くにある公衆電話が鳴るため、思い切って受話器を取ると、男性の声で「監視カメラを見る」よう指示される。
さらに声の主は、横付けした車に乗るよう指示するのだった。
指示通りジョンが車に乗り込むと、アンシアと名乗る女性が乗っていて、ジョンをとある廃倉庫に連れて行った。
そこにはスーツに身を包んだ長身の男性が立っていた。
そして、シャーロックの友人よりも近い存在としつつも、「自分はシャーロックに『宿敵』とみなされている存在」と、ジョンに自分の立場を説明する。
男性はシャーロックのことが気になっているようで、ジョンに「報酬を払う代わりにシャーロックを監視して欲しい」と交渉するが、ジョンはそれを断った。
話し合いが終わり、車に乗り込んだジョンは、銃を取りにホテルに立ち寄り、ベイカー街221Bに戻る。
シャーロックはジョンに、指定した番号にテキストを送るように指示する。
それはジェニファーの携帯電話の番号だった。
シャーロックはロリストンガーデンから5分離れた裏地をしらみつぶしに探し回り、とうとうピンクのスーツケースを発見したのだった。
ジョンはシャーロックに言われるままに
What happened at Lauriston Gardens?
I must have blacked out.
22Northumberland Street,please,come.
(ロリストンガーデンでなにがあったの?
私意識を失ってしまったようだわ。
ノーサンバーランド通り22番地に来て。)
と、メッセージを送った。
ノーザンバランド通りに向かうシャーロックとジョン。
行きつけのカフェで外の様子を伺っていた2人は、タクシーに乗り込んだ一人の男性に注目する。
「ヤツが犯人では」と、タクシーの後を追いかける2人。
回り道を駆使してタクシーに追いついたが、乗り込んだ男性はロンドンに到着したばかりの観光客だった。
ベイカー街221Bに戻った2人を待っていたのは、レストレードらによる家宅捜索だった。
薬物押収というのが名目だったが、根拠が無いとシャーロックは激怒。
さらに、レストレードから「ジェニファーが残したダイイングメッセージは『レイチェル』で娘のこと。だがレイチェルは14年前死産で生まれてきた」という予想外の事実を聞かされショックを受ける。
なぜジェニファーは「レイチェル」と書こうとしたのか。
推理に集中していたシャーロックは、「それはパスワードだ!」と叫ぶ。
自分の運命を悟ったジェニファーは、犯人が誰か伝えるため、自分の携帯電話を使おうと考えた。
ジェニファーの携帯はスマートフォンでGPS機能がついている。
紛失した場合オンライン上でその位置がわかるようになっているのだ。
シャーロックの推理どおり、ジェニファーのメールアドレスとパスワードを入力すると、スマホのGPS追跡が始まった。
そして示された場所は、なんとベイカー街221Bだった…
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