シャーロック1第3話『大いなるゲーム』のあらすじです!
シーズン1最後のエピソードということで、ドキドキしますね~。
事件は、シャーロックの宛に届いた封筒から始まった!
人質を使い、次々とシャーロックにゲームを仕掛ける「爆弾魔」の狙いは?
限られた時間の中で謎解きを挑むシャーロックとジョンの活躍が、
す、素敵~♪
それでは『大いなるゲーム』のあらすじいってみましょう!!
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事件らしい事件が起きず、退屈な毎日に、銃をぶっぱなすほど強烈なストレスを感じているシャーロック。
静かで平和過ぎるロンドンに不平不満を漏らした矢先、シャーロックが住む向かいのビルが爆破されるという事件が発生した。
サラの家で爆破事件発生のニュースを知ったジョンは、急いでベーカー街に駆けつける。
シャーロックの姿に安堵するジョン。そしてリビングには、兄のマイクロフトもいた。
マイクロフトは、国家を揺るがすほどの一大事件を解決すべく、シャーロックのもとを訪れたのだった。
マイクロフトによると、今朝アンドリュー・ウエストという人物の遺体が、バタシー駅で発見されたという。
ウエストはMI6の事務員で、国防省が極秘に進めている新しいミサイル防御システム「ブルーパディントン計画」に関わったとされる人物。
計画を記録したメモリースティックが紛失したことが発覚し、ウエストが持ち出したと考えられた。
マイクロフトは、紛失したメモリースティックを探すようシャーロックに依頼するが、シャーロックはそれを断り、レストレード警部の呼び出しを受け、ジョンとともにスコットランドヤードに向かった。
レストレード警部は、昨夜の爆発現場から発見されたという、シャーロック宛の封筒を差し出す。
シャーロックは、封筒は女性によって書かれ、チェコ共和国から投函されていると推理した後、慎重に封を開けた。
封筒の中には、ピンクのスマートフォンが入っていた。
それは誰かがわざわざ手間をかけて、『ピンク色の研究』と同じスマートフォンに仕立てた形跡があった。
スマートフォンにはメッセージと画像が残されていた。
メッセージを再生すると、グリニッジ標準時の時報が5回鳴り、画像には、ある部屋の一部が写っていた。
画像の部屋に心当たりのあるシャーロックは、ジョンとレストレード警部とともにベイカー街に舞い戻る。
建物の中には、シャーロックが初めて下見に来た時以来足を踏み入れていなかった、開かずの間がある。
シャーロック、ジョン、レストレード警部がハドソン夫人から鍵を借りて中に入ると、ピンクのスマートフォンに送られた画像と同じ光景が広がった。
室内にはペアのスポーツシューズが置かれていた。
シャーロックが靴を調べていると、スマートフォンが鳴る。
電話の向こうからは、「君にちょっとしたパズルを送った、12時間以内に解かないと悪さする(人質に仕掛けた爆弾が爆発する)」と、女性の涙声が聞こえてきた。
こうして謎解きゲームの幕は切って落とされる。
部屋に残されていた靴の分析を進めていたシャーロックは、その状態から「靴は20年前に購入され、持ち主は少年。靴紐を取り替えたり、汚れがついたらすぐに落としたりした形跡があることから、少年は相当靴を大事にしていたと考えられる。靴についていた泥から、サセックス地方からロンドンに来た。靴をとても綺麗に保っていたのに、発見された靴には泥がついて汚れている。その少年に何か起こったのかもしれない」と、推理した。そしてシャーロックは、1989年に死亡した、カール・パーカー・ジョンという少年のことを思い出す。
カール少年は水泳が得意で、水泳のトーナメントに参加するためにブライトンからロンドンにやって来た。
しかしプールで溺死してしまう。シャーロック少年(当時)はこの事故を知り、カール少年のスポーツシューズだけが紛失していたことに疑問を持っていた。
残り3時間になった時点で、シャーロックは靴紐からボツリヌス菌を検出した。
皮膚疾患のあったカール少年は、軟膏からボツリヌス菌に感染、ブライトンからロンドンに到着した時に、症状が出始めた。感染により筋肉が麻痺、それが死因、とシャーロックは推理する。見た目からは感染したとわからず、カール少年は事故死とされていたのだった。
シャーロックの謎解きは当たり、人質となっていたコーンウォール在住女性は無事に解放された。
ピンクのスマートフォンに再びメッセージと画像が残された。
時報は4回鳴り、画像には1台の車が写っていた。
車はレンタカーで、借りたのは銀行マンのイアン・モンクフォード。
社内にはイアンの血痕が残されていた。
モンクフォード夫人と会話したシャーロックは、夫人が過去形を使って夫の話をしていたことから、嘘をついていることを見抜く。
シャーロックはレンタカー会社「Janus Cars(ヤヌス自動車)」の名刺を発見、ジョンとともにレンタカー会社へ向かった。
ヤヌス自動車のオーナーであるエワートと会った後、シャーロックとジョンはレストレード警部と合流、シャーロックはこれまで発見したことについて説明する。
これは偽装自殺だ。レンタカーの社内に残された血痕は、冷凍されたもので、イアンは生きている。
借金トラブルを抱えたイアンは、エワートの助けを借りてコロンビアに飛んだ。エワートには、日焼けの痕がはっきり残されていたほか、財布の中にはコロンビアペソが入っていた。恐らくコロンビアでイアンが生活できるよう準備を整えていたのだろう。モンクフォード夫人は生命保険を手に入れ、ヤヌス自動車と折半する気でいる。
シャーロックの推理は再び当たり、ピカデリーサーカスの路上に立たされていた人質の男性は事なきを得た。
シャーロックとジョンがカフェにいると、ピンクのスマートフォンに女性の画像が送られてきた。
ジョンはその顔を一目見ると、カフェ内に設置されているテレビをつけた。
彼女は人気司会者のコニー・プリンセスで、失業中のジョンは、ハドソン夫人とともに彼女の番組を観ていたという。
そのコニーが、破傷風で亡くなったというニュースが突然流れた。
モルグに訪れたシャーロックとジョン。
コニーの体を調べていたシャーロックは、破傷風の原因と見られた傷が、死後つけられたものであることに気づく。
ではどうやってコニーは破傷風にかかったのか。
シャーロックは、犯人はケニー・プリンス(コニーの弟)の使用人であるラウル・デ・サントスと断定する。
ラウルはコニーのボトックス注射を担当していて、ボツリヌス毒素は注射から注入された。ラウルはコニーにバカにされるケニーを気の毒に思い、コニー殺害を決心したのだった。
制限時間の1時間前にシャーロックは謎を解くが、人質となっていた老女が、爆弾魔の声について描写してしまったことから、体に巻き付けられた爆弾が爆発、老女を含む12人が犠牲となった。
次の謎解きのヒントとして、テムズ川が写り込んだ画像が送られてきた。
サザーク橋とウォタールーの間と見られるが、画像が撮影されたと思われる場所で、男性遺体が発見された。
発見された遺体は、ヒックマン・ギャラリーの警備員であるアレックス・ウッドブリッジと判明する。
アレックスの自宅を訪れたジョン。ルームメイトの女性の話から、亡くなる前日に泥棒に入られていたことと、天文学で有名なケアンズ教授がアレックスにメッセージを残していたことを知る。
アレックスは、ギャラリーで展示が予定されている、フェルメールの作品が贋作であることに気づき、殺害された。
殺害したのは、「殺し屋ゴーレム」と呼ばれるオスカー・ズンザ。
ケアンズ教授のもとに直行するシャーロックとジョンだったが、1歩の差で教授はズンザに殺害されてしまった。
ギャラリーに戻ったシャーロックとジョンは、作品は偽物と主張するが、ヴァーツラフは「本物だ」と譲らない。
偽物である根拠を示す必要があるが、シャーロックにもわからなかった。
その時ピンクのスマートフォンが鳴る。シャーロックは、「間違いを見つけるのに時間が欲しい」と言うと、子供の声で「10秒」という返事が戻ってきた。
シャーロックは、作品の中に、フェルメールの時代に発見されていなかった、ヴァンビューレン超新星が描かれているのを時間内ギリギリに発見、事なきを得た。
ヴァーツラフは、今回の展示会にモリアーティが黒幕であることを告白する。
時報が鳴ったのは5回、つまりゲームはもう1回残されている。
ジョンはシャーロックに内緒でマイクロフトから依頼された仕事を引き受けたが、メモリースティックの行方をつかむことができずにいた。
そんな折、あることをきっかけに事件は大きく展開していく…
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