シャーロックシーズン1死を呼ぶ暗号のネタバレと感想

 

シャーロック世莉が解説!      
シャーロック・シーズン1第2話「死の暗号」のネタバレと感想です。

 

 

エピソード、どうでしたか?

 

暗号が一体何を意味するのか、わかるまでモヤモヤしてましたよね。

 

死の暗号のあらすじについては別記事に書いたので、そちらを参考にしてほしいのですが、ここではエピソードのネタバレと感想について書きますね。

 

 

暗号の謎が解けたと思ったら、今度はジョンとサラが忽然と姿を消してしまいました!

 

ドキドキの結末とは?

 

 

そして、エピソードの見どころや面白かったポイントを一緒にシェアしていきましょう~♪

 

 

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「死を呼ぶ暗号」ネタバレ

「AZマップ」を使うことで暗号の解読に成功したシャーロックは、喜び勇んでベイカー街に戻るが、いるはずのジョンとサラの姿はなかった。

 

窓には「デッドマン」のペイント。

 

「黒い蓮」が2人を連れ去ったのは明らかだった。

 

 

メッセージの「ドラゴンの隠れ家」と、「黒い路線」の特定を急ぐシャーロック。
ようやくめぼしの市電軌道を見つけ、急行する。

 

 

「黒い蓮」との決着

ジョンとサラをさらったのは、シャンを筆頭とする「黒い蓮」の一味。

 

シャーロックシーズン1死を呼ぶ暗号 シャン

 

 

ジョンをシャーロックと間違えているシャンは、翡翠のピンの在り処を聞き出そうとするが、ジョンは「知らない」と答える。
口を割らないジョンに業を煮やしたシャンは、サラをバネ仕掛けの矢の前に固定し、重しの砂袋を破る。

 

そこへシャーロックが現れる。

 

一味ともみ合いになったが、間一髪のところでサラは矢の的から外れ、放たれた矢はジジューに命中する。
シャンはそのまま逃亡、ジョンとサラは事なきを得た。

 

 

翡翠のピンはどこに

シャーロックシーズン1死を呼ぶ暗号 翡翠のピン

 

事件解決後、シャーロックとジョンはセバスチャンの投資銀行に出向いた。

 

翡翠のピンを盗んだのはヴァンクーンと推理していたシャーロックは、ヴァンクーンの秘書アマンダと会う。

 

以前ヴァンクーンから市場で買ったというヘアピンをプレゼントされたことをアマンダは話すが、それが「900万ポンドの値打ちのあるヘアピン」と聞いて愕然とする。
シャーロックは無事に翡翠のピンを回収、ジョンもセバスチャンから残りの探偵料を受け取った。

 

 

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「死を呼ぶ暗号」感想

「そう簡単に暗号は解けないだろう」っていうのはわかっていたけど、蘇州号碼がわからなければ解読不可能っていうくらいのレベルでしたね!

 

シャーロックがどうやって謎を解いていくのかが楽しみで、スリリングな展開でした。

 

 

美術館に謎の暗号が残された場面の後、ジョンが残金不足で買い物できず、シャーロックからカードを借りてってところから始まりましたがそれが最後シャンがジョンをシャーロックと勘違いしてたことにつながってると知ったときは「よくつなげたな~」と、思わず関心。

 

ただ、「黒い蓮」のボスであるシャンが、シャーロックのことを調べてないっていうのがちょっと腑に落ちませんでしたが。
シャンにとってシャーロックの登場は予想外だったようですが、悪の親玉だったらシャーロックの身辺調査くらいするだろうって。

 

ジョンをシャーロックと勘違いしたことで話がつながったし、面白かったので、まあそれはよしとしておきましょうか。

 

もしかして、そんなうっかりシャンだから、「M(多分モリアーティのことだと思うけど)」にズドン、とやられたのかも知れませんね~。

 

 

冷酷ジジュー

ヴァンクーンとルーキスの場合は、組織の命令だから納得できるけど、実の妹をあっさりと殺してしまうジジューに激しい怒りが!

 

セリフあったっけ?
っていうくらい寡黙でしたし、厳しい表情を浮かべていただけだったので、この人の真意が読み取れず、なおさら苛立ちました。

 

エピソード全体は好きですけど、ジジューの口から何か自分の気持を表現する言葉が出てきたら良かったのにな。

 

スーリンがとても気の毒。

 

 

何も知らない、というのは幸せね(笑)

見てないところでシャーロックが危機一髪の状況になっていたことに全く気づかないジョン。

 

スーリンの室内を調べていた時、シャーロックはジジューの急襲に遭遇。

 

入り口のドアの外にいたジョンは、いつまで経ってもシャーロックがドアを開けてくれないことに腹を立てていました。

 

ジョン、シャーロックは首を絞められて声が出せないんだよ(涙)

 

 

その後、やっとの思いで外に出たシャーロックでしたが、シャーロックの声を聞いたジョンは「声がおかしい、風邪でもひいた?」と、呑気な反応。
大変な思いをしていたのにね、シャーロック。

 

 

そういえば冒頭でも似たようなシーンがありましたね。
ジョンが買い物に行っている間、シャーロックは暴漢との死闘を繰り広げていましたが、全く気がついていませんでした。

 

「買い物に行く前と後のシャーロックの姿勢は全く変わってない」と、シャーロックが全然動いていないとすっかり勘違い。

 

あなた(ジョン)がスーパーのセルフチェックアウトでイライラしている時に、シャーロックは必死で闘っていたんだよ(涙)

 

 

大変さをおくびにも出さないシャーロックと、それに気づかないジョン。
2人のキャラが良く出てたと思います。

 

 

サラ大活躍!

ジョンの新しいお相手で女医のサラ。
ジョンと初めてのデートで訪れた中国サーカスでは、シャーロックと「黒い蓮」メンバーとの乱闘に巻き込まれてしまいます!

 

普通ならビビって何も出来ないはずですが…
シャーロックに加勢して、敵を見事に虐待!

 

そして、暗号の謎をとくきっかけを作ったのもサラでしたよね。
スーリンが暗号の解読をしていたことに最初に気づいたのはサラでしたから。

 

文武両道かも?
という片鱗を見せてくれましたが、サラも入れたら最強探偵グループできそうですね(笑)

 

 

ハドソン夫人、今日も通常運転(笑)

暗号の謎を解くため、ヴァンクーンとルーキスの本をベイカー街に運び込むことになりましたが、その本が届いた時ハドソン夫人が
「チャリティ活動してるんだっけ?」と、真顔でシャーロックに聞いてきました。

 

この時ハドソン夫人、「are you~?(あなた)」じゃなくて、「are we~?(私達)」って聞いてるんですよね。

 

大量の本を見てチャリティ活動と想像するのもそうですが、このトボケがハドソン夫人らしくてツボにはまりました(笑)。

 

 

ハドソン夫人、今日も通常運転で安心しました~(笑)。

 

 

「次」はないでしょう~(笑)

危機一髪のところで命拾いしたサラ。
後もう数秒遅れてたら、というシチュエーションでしたよね(汗)。

 

そんなサラに、ジョンが放ったのは
「心配しないで。次のデートはこんなんじゃないから」という言葉。

 

「次」あると思ってるの、ジョン?!
と、速攻でツッコミを入れてしまったシーンでした(笑)。

 

普通だったら「次」はないですよね。

 

サラはどう対応するのでしょうか。

 

次のエピソードではガールフレンドとして登場するのか、それとも「次なかったわ」になるのか、楽しみです^^;

 

 

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「死を呼ぶ暗号」で気になったこと調べてみた

蘇州号碼

今回の事件の鍵を握っていたのが、蘇州号碼と呼ばれる数字でした。
この数字は、中国江南地方にある蘇州が発祥の地で、実際に使用されていました。

 

20世紀前半頃まで日常的に使われていたようですが、現在では香港以外では殆ど見かけられないとか。

 

シャーロック シーズン1「死を呼ぶ暗号」ネタバレと感想
出典

 

数字の1から3までは、縦書きと横書きの2種類があるんですね。

 

今回のエピソードは、小説「踊る人形」がベースになっています。
人形を暗号に使うコナン・ドイルの発想もそうですが、蘇州号碼を持ってくるというアイデアもなかなかですよね!

 

 

ジャリア・ダイヤモンドの件

エピソードの中でシャーロックがジョンに「ジャリア・ダイヤモンドの件?興味ないね」というシーンがありました。
ジョンのブログによると、シャーロックはダイヤモンドを見つけてほしいという依頼を以前受けたのですが、興味がなく辞退したということです。

 

この件と、エピソードの冒頭でシャーロックに襲いかかったターバン姿の暴漢と関連があるようですね。
というのもジャリア(Jaria)は、インドにある、石炭で有名な地名だからです。

 

 

「ミシガン」は架空

スプレー缶を見たラズが、「ミシガンだ」と、スプレー缶のブランドを言い当てるシーンがありました。
「もしかしたら実在するブランドかも…」と、ワクワク調べてみたのですが、どうやら架空のブランドのようです。

 

 

ロンドンのチャイナタウン

エピソードでは、事件のカギを握る場所としてチャイナタウンが登場しましたが、ロンドンのどこにあるんでしょうね。

 

と、気になったので調べてみたら、実際のチャイナタウンはロンドンのウエストエンド地区にあります。
ウエストエンドは、ロンドンの金融街から見て西側にある地区。ウエストミンスター宮殿やオックスフォードストリートがあると言うと「ああ~」ってなりますね。
劇場が集中するピカデリーサーカスもウエストエンド地区ですが、そこからス北東におよそ300m行ったところに、ヨーロッパ最大級の中華街があります。

 

へえ~、そんなに大きかったんだ!

 

 

折り紙は、組織の名前にちなんだ「黒い蓮?」

シャーロックのコートのポケットや、スーリンの亡骸に残されていた黒い折り紙作品。

 

シャーロックシーズン1死を呼ぶ暗号 黒の折り紙

 

 

どれもジジューが残していったものですが、組織の名前と同じ、「黒い蓮」を折ったものなのでしょうか。

 

折り紙で蓮が折れる!

 

仕上がりを見ると、似てますよね。
やっぱり黒い蓮の折り紙を残していったんですね、ジジューは。

 

 

NW1って 銀河集団?

サラをバネ仕掛けの矢の前に固定した時、シャンが、「月光に照らされたNW1の岸辺から上演します」っていいましたよね。

 

なんのこっちゃ?

 

郵便番号

イギリスの郵便番号って、アルファベット+アルファベット+数字で表されるので、「もしかして郵便番号?」って思っちゃいました(笑)
で、調べてみたらロンドンにはNW1で始まる郵便番号がある!

 

本当かな。
もしそうだったら面白いけど夢ないですね^^;

 

銀河集団

月光が出てくるので、もしかしたら宇宙に関係あり?と思って調べてみました。

 

そしたら、NW1という銀河集団の存在があることを発見。
⇒ 天の川の「向こう側」に隠されていた数百個の銀河を発見

 

こっちのほうが郵便番号よりそれらしいんだけど、NW1銀河集団自体がメジャーではないのでどうかな、と言ったところ。

 

長江のこと?

ドラマ「シャーロック」のスクリプトを紹介しているサイト(Springfield!Springfield!)では、なぜかNW1の部分が「Yangtze River(長江)」になってました。

 

長江だったら一番「あ~」となるんですが、オリジナルと違うので、確信ないですね~。

 

一番気に入ったのを選んで解釈しておこう!
というところに落ち着きそう(笑)

 

 

登場した短縮語

最後に、エピソードに登場した短縮語で調べたものをご紹介します。

 

PA

Personal Assistant(パーソナルアシスタント)の略。
アマンダはヴァンクーンのPA、つまりヴァンクーンの個人秘書ということですね~。

 

PCSO

Police Community Support Officer(ポリス・コミュニティ・サポート・オフィサー)の略。
ラズが、「コミュニティ・サポート・オフィサーが来るまで2分ある」と言ったシーンがありましたが、このオフィサーとは地域警察補助官のこと。

 

警官のユニフォームに似ているので、パット見「お巡りさんかな」と思うのですが、厳密に言うと警察官ではありません。
警察署のスタッフですが、パトロールが主な任務で、ラズのような落書き小僧を取り締まっています。

 

ASBO

Anti-Social Behaviour Order(アンチ・ソシアル・ビヘイビアー・オーダー)の略。
1999年にイギリスで制定された、反社会的行動禁止命令のこと。

 

違反者には最高で懲役5年の実刑が科されます。
ジョン、濡れ衣晴れてよかったですね(汗)。

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